グリーフは病気ではない
先週、グリーフケアの研修に行ってきました。
Twitterでお弁当の応援をして下さった方、ありがとうございました。笑
人生初のお弁当作り、ヘンテコでしたが、何とか大丈夫でした。
研修で学んだ事はいくつもありましたが、中でも印象が強かった事をいくつか。
グリーフは病気ではないという事です。
グリーフとは悲嘆の事で、大きな悲しみ、深い悲しみの事です。
病気ではないので、自然に回復するのを待つしかない、時間薬だ、
って思われる人も多いのではないでしょうか。
ここでは死別悲嘆の事を書きますが、
疫学調査では死別悲嘆を経験すると死亡率が上がるという事がわかっています。
配偶者を亡くした場合や、関係性の深い人を亡くした場合、
心疾患、事故、肝疾患の死亡率が上がる事がわかっているんですね。
コホート研究のメタ分析結果も見せてもらいましたが、
かなり衝撃を受けました。
グリーフは病気ではない。
が、病気になる確率は明らかに上がるという事です。
以前読んだ本に、
身体が「ノー」と言うとき 抑圧された感情の代価 という本があります。
📔今日の読書
— Kano(かの)🎏🎏🎏 (@kanon_oda) 2019年4月27日
身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価
自己免疫疾患、アトピー、潰瘍性大腸炎、癌などの難病になる人の特徴
精神神経免疫学観点からの本。
>>リウマチ性疾患の患者の多くは極度に自分の欲望を抑え、
>>援助を求める事をあくまでも遠慮するという特徴を持っている
あちゃー😅 pic.twitter.com/m0Ih7lZtFs
自己免疫疾患にかかる人は、言うべき言葉を飲み込んだり、
怒りの感情を抑圧している事がある、というフレーズを思い出しました。
グリーフも近いものがあると思います。
グリーフは病気ではない、ですが、
グリーフケアで病気のリスクを減らす事はできると思います。
先日、鍼に行ってきたのですが、
研修やいろいろな用事で治療できてない期間があいてしまいました。
身体の反応は明らかで、疲労物質がたまっていて、
鍼で刺激した後はぐったりしてしまいました。
感情も同じだと思うんです。
積りに重なった感情をほったらかしにすると病気につながるし、
そこをゆっくり溶かす事で好転する場合もあると思うんです。
感情は小出しにした方が楽になる人もいると思います。
沖縄ではゆんたく(おしゃべり)で解決!という言葉もあります。
話すは、自分から手放すなのでしょうね^^
死別による悲嘆、病気を抱えて生きづらい悲嘆。
良かったらお話し聞かせて下さい。
セッションの感想を頂きましたので、掲載します^^
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グリーフケアセッションOさま
ちょっとの脱力感と、
楽しみな気持ちと両方があります。
ゆっくり過ごせそうです。
本当にありがとうございました。感謝です
グリーフケアセッションMさま
今まで思い悩んでいたことを思いも寄らぬ観点からご指摘下さり
頑なに凝り固まった塊が粉々に吹き飛ばされたみたいです。
とても心が楽になりました。
信じられないのですが
リウマチ もアトピー の症状も少し楽になって唾液も出ています
ありがとうございました。
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