私のグリーフケアについて - グリーフケア神戸風の音

リウマチブログのアメブロを見てグリーフケアを申し込まれる人がいます。

グリーフケアって何ですか？みたいな人もいます。
まだまだ浸透してないですね。努力不足です（すみません）（＾＾；

グリーフとは、簡単に言えば、大きな悲しみの事です。

大切な人が亡くなってしまった死別の悲しみ（悲嘆）や、
病気によって身体が不自由になった哀しみ。

病気を周囲に理解してもらえない、家族にもわかってもらえない。
言いたい事をずっと我慢する。余計に病状が悪化する。

そういう事を少しでも防ぐために、
予防医学の視点で、グリーフケアを行っています。

例えば、数年前、こういう事がありました。

小さな子供に肝移植するお父さん。
もちろん、子供の命が大事ですから、お父さんも必死です。
結果、移植は成功しました。
数か月後、お父さんの体調不良が出てきました。

子供のためとは言え、お父さんの大事な身体の一部を提供した事で、
深い悲しみを抱えていました。

自分の一部がなくなったのですから、当然の感情です。

現在の日本では、移植される側のケアは進んでいますが、
ドナーはおいてけぼりな状況です。

大事なのは、身体の一部を失った悲しみや、想い、
自分が感じている事を、話す事なんですね。

目で見えてる部分はわかりやすいです。
例えば、手が片方なくなったらどうですか？大変だとわかりますよね。

リウマチもそうですが、身体の中の事は多くの人は気が付きません。

でも、身体の一部が失われる事という意味では、
見えてるところであろうか身体の中であろうが同じ事です。

私は栄養療法でリウマチを良くしましたが、併用して心の視点も改善してきました。

心にあった大きなストレスや、生き方の癖、思考のパターン、

生活習慣、環境、両親との関係などなど。

そういう部分を改善しないと、どれだけ栄養を重ねたとしても消耗していきますよね。

グリーフにはいろんな種類があります。

グリーフは死別だけとは限りません。

環境の喪失　今までの環境を失ったり、災害や転勤など。
経済的喪失 財産の喪失、所有してる物を喪失
人との別れ 離婚、交際相手との別れ、大事なペットとの別れ
健康の喪失 病気やケガ、身体の一部の喪失、事故や切断、摘出、何等かの理由で身体の一部を失う事。
自尊心の喪失 いじめ、誹謗中傷、パワハラ、セクハラなど。
役割の喪失 子供の自立、空の巣症候群、責任ある立場を喪失する事、失職や退職なども。

病気による喪失と、死別悲嘆を得意とし、お話しを聞かせて頂いてます。

私が何か命令して、あれしなさい、これしなさい、
っていうカウンセリングをイメージされてる人はたぶん、全然違うと思います。笑

そういう事はほとんど言わないです。
私が吸い取り紙になったような感じでお話ししてもらう事が多いです(^^)

まずは、ゆっくりお話し下さい。

一人では気が付かなかった事が、話す事によって気が付いたって人は多いです。

大きな悲しみに沈みこんでからじゃ、なかなか大変な事もあるので、
予防的な感じで気軽にお問い合わせください。
そういう人も少なくないです。

どうぞよろしくお願いいたします(^^)

グリーフケアのお問合せ

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kanogreif@gmail.com