グリーフケア神戸 風の音

グリーフケア(悲嘆ケア)に関するブログです(^^)

悲しむ時間

Twitterではたくさんのいいね!をありがとうございます。
このブログを読んでくれた方や、TwitterのDMで、
グリーフケアに興味がある人がいて、何人かお話きかせて頂きました。

私自身、いつからグリーフケアに興味があったのかな?と振り返ると、
独身の頃、急性期の脳外科病棟で勤務していて、
40代の女性が脳内出血でお亡くなりになったんです。
そういう場面が日常にあって、慌ただしく業務をこなすのですけど、
その患者さんのご家族が膝から崩れ落ちて慟哭する姿が、
心にやきついていました。

突然の病によって、あっという間に旅立ってしまい、
ぼーぜんとしている人の顔。

当時、先輩に「ご家族大丈夫ですかね?」って聞くと、

「患者のケアに集中しなさい!」と怒られていました。

本当にそれでいいんだろうか・・・。

 

残念ながら病によって旅立たれた人ももちろん辛いですが、
残された家族はどう生きていくんだろうか。
ずっと考えてた事でした。

 

グリーフケア協会の宮林先生が悲嘆ケアを、
2008年にイギリスから日本に持ち帰って下さり、
私も家族を亡くした時に、
協会のサイトを見つけて、このケアを知った始まりでした。

人が亡くなると昔は、7日7日で宗教的儀式がありました。
初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、七七日(四十九日)・・・。
その儀式を重ねて、気持ちの整理をつけてたといいます。

今は儀式が簡略化される場合も少なくなく、
ですが、儀式は短くなったとしても家族を亡くした悲しみは変わりません。

昔は、悲しむ時間がたっぷりあった、のかもしれませんね。


1月のグリーフケアは、30日のみ時間があります。
2月は平日だと時間が作りやすいです。

お気軽にお問合せ下さい。

 


☆セッションの感想をいただきましたので掲載します(^^)

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グリーフケア セッション A様より


悲しくて当たり前だと言われてホッとしました。
子供の頃から泣くなと言われて育ったので泣くことが悪という

気持ちが心のどこかにあるみたいです。
それでも私は涙脆いのでまだ泣いてると思っていたんです。
考えてみたら(考えてみなくても)短い期間に弟2人を亡くして

悲しみが癒えてるはずがないですよね。
1番辛いのは母…という思いが自分の心に蓋をしてしまったのかもしれません。
家族間のことでもストレスを抱えているので

無気力で何もしたくない日も多々あります。
今日、言われたようにカピパラが温泉に浸かっているイメージを

心の中に描いてガチガチに固まったココロとカラダを緩めてあげたい。
もっと自分をほぐしてあげたい。
自分に優しくしていいんだよと言ってくれた言葉を胸に抱いて生きていきたい。
そう思えました。

かのさんに出会えて本当に良かった💗
感謝しかありません◡̈*.。
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お問い合わせの際には、
あなたの大事な亡くなられた方の時期や年齢。
書ける範囲でいいので、お知らせ頂けたらと思います。
(個人情報の厳守を徹底します)


何かのお役に立てれば幸いです(^^)

 

kanonodax.hatenablog.com

 

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