グリーフケア神戸 風の音

グリーフケア(悲嘆ケア)に関するブログです(^^)

言語化するということ

ここ最近、会う人、会話した人の中で、言語化というキーワードが続いて出てきた。

グリーフケアの講義で、悲嘆の中にいる人に対して、
「今の気持ちを言葉にするとしたらどういう気持ちですか?」
と問う事を、すごく難しそうに語っていた。
悲嘆の最中にいる人に、
気持ちを説明してもらうのは想像するだけでも難しいと思う。
死別悲嘆の場合、家族を亡くされた場合は、心に穴が開いた感じや、
半身をもがれたような気持ち、など、表現される事がある。


私の場合、うまくいかない事や、イラっ!!!とする時、
どうも考えがまとまらない時には、何でもノートというものに、
殴り書きのように、思いついたままの言葉を羅列することがある。
なんでもいい、ルールはなく、ただ言葉にする。
その言葉さえも浮かばない時は、自分が行動したことを淡々と書いたりも。

例えば、


5:20 起床
5:30 お湯をわかす
6:00 ウォーキング 3800歩 おおよそ40分

のような感じで、ただ、行動した事を書いたりする。

頭が混乱している時こそ、ただただ書いて、あとで読んでみると、
ああ、と振り返れたり。


深い悲しみの最中には、そういう事も難しいですよね。
でも、あえて、あえて言葉にするとしたら、どんな気持ちですか?
と問いかけ、言語化するからこそ、伝わる事もあると思うんですよね。
非言語的疎通なんて言葉もありますが、
言葉にしないと伝わらない事も多いですよね。やはり。

まず、自分はどう感じているのか。
それを言葉にするとしたら、どんな感じか。


蠍座木星に入った時にノリで作ったこのブログ。
もうすぐ木星は射手座に移動しますが、
小さな気持ちでも、言語化できるブログにしていきたいです。