患者は何を信じればいいのか。
グリーフケアで実際お聞きしたお話を書いていきます。
ブログ掲載を許可して下さった皆さん、本当にありがとうございます。
個人が特定できない範囲で忠実に書いていきます。
標準治療で良くならず代替医療にすすむ人が多いと思います。
リウマチ、膠原病の人もそうです。
ある人は、リウマチは断食がいい！体から毒素を出す事が重要。
と教えられ、断食をしました。
数日後身体の痛みは消え、良くなったんだ！と思ったのもつかの間、
激しい痛みに襲われるようになり次第に動けなくなりました。
ある人は動物性の食品は身体に毒だ。
野菜の力で膠原病は良くなる。野菜中心の食事に変え、
いったんは良くなるもののイライラが続き精神的にも不安定になっていきます。
ある人は糖が毒だ！糖が炎症の元だと教えられ、
徹底的に糖を排除しました。
最初は痛みも減りやった！治ったんだと思います。
ですが、数年もするとだんだん倦怠感が強くなり髪の毛もぬけてきます。
まだ糖を減らしてないからじゃ？と言われより厳格なものに。
どんどんと動ける時間が少なくなってきました。
おまけに激しい痛みが襲ってきても、薬は毒だ！とも言われ続けます。
とうとう、ベットで過ごす時間の方が長くなりました。
最後の相談者さんは、涙ながらに「糖が怖いです」とおっしゃってました。
身長に対して明らかに低体重の状態でした。
糖質制限に関しては今までもリウマチブログの方で書いてきましたので、
ここでは繰り返しません。
全部が全部否定してる訳ではありません。健康で合う人もいるんでしょうが、
少なくても膠原病の人に極端な糖質制限は危険だという事です。
「食べたいものないですか？」とお聞きしました。
「何でもいいんですよ。今までの栄養うんぬんは全部忘れて下さい」
と言うと、
「〇〇先生が糖は毒っていうので」と。
「ああ、あの人ただのバカだから気にしないでいいですよ。」
アハハハハハハ！相談者さん、やっと笑ってくれました。
心も身体もカチカチに緊張されてるので、
あえて乱暴な言葉を使う事があります。笑う事で緩む事ができるからです。
でもびっくりしますよね、ごめんなさいね。
何でもいいんですよ、今は食べれるものを食べて下さい。
おにぎりはどうです？果物は？プリンや茶わん蒸しはどうです？
本当に何でもいいんですよ。と繰り返し繰り返しお話しました。
例えば白血病で白血球が減ってる人に、
自然派の人が勧める新鮮な食品を与えたらどうなると思います？
そういう人にとっては、無菌状態で作られたレトルトのものが安全なんですよ。
それに、例えば末期がんの人にとっては、
カップヌードルの匂いが「美味しそう」と感じて命をつなぐ場合だってあるんです。
だから、怖がらずに食べたいものを召し上がって下さい。とお話しました。
最初のセッションで、怖がらずに病院に行って検査してきて下さい。
とお話していました。今の現状を知る事は大事ですよ。
標準治療は敵じゃありませんよ。とお話しました。
薬は確かに毒の部分もありますが、毒を薬として使う事が必要な時もあるんですよ。
きちんと先生に診て頂いて下さいね。と・・・。
２回目のご相談で、検査の結果、ほとんどの軟骨が残ってない状態。
激やせ状態で、即手術したいとこだけど今の体重では・・・と危険だという事。
悲しい結果になってしまいました。
代替医療の先生でも、いろいろです。
ある栄養クリニックに相談に行ったら、
「〇〇サプリは気持ち悪くなるんです」と話してるのにも関わらず、
Ｄｒ「でも〇〇理論では大事だと言ってる！」と押し付けられたという事や、
目の前の患者の状態を診るのではなく、持論を押し付ける先生も少なくありません。
患者は何を信じればいいんでしょうね。
本当はもっと深い部分のお話もお聞きしたんですが、
さすがにブログに書ける内容でもないので割愛します。
あなたの体はあなたにしかわかりません。
少なくても、自分をいじめるような方法で病気は治せないです。
どちらかというと逆で、自分に優しくしてあげて下さい(*^^*)
そして少しでも違和感を感じたら、それはきっと正解です。
その違和感を無視せず、安全な方法ですすめていかれて下さいね。
おかしいな？って思ったら立ち止まる事も大事ですよ。
どんな方法でもいいと思いますが、明らかに身体を壊すような方向に
進んでいる時は一旦立ち止まって下さいね。お願いします(*^^*)
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