グリーフケア神戸 風の音

グリーフケア(悲嘆ケア)に関するブログです(^^)

一番めんどくさい相手から

グリーフケアを個人事業として開業する前に思ってた事があります。
私の実母も長年リウマチで苦しんでました。
リウマチの薬害で内臓の一部を摘出する手術もしました。


私が心と身体を見直してリウマチを良くしたように、
母にも良くなって欲しいと。
ただ私がやった方法が通用するかどうかはわかりません。
リウマチでもいろんな種類がありますから。

それに赤の他人ならまだごまかせる部分もあると思うんですが
(ダメですよ!そういう事は。笑)
親子なのでごまかしようがありませんし、知ったかぶりもできません。
親子なのですぐにわかってしまうからです。


身体の事は無知に近い母にわかりやすく説明できる事。
栄養の事でも納得して継続してもらう事を一生懸命に考えました。
専門用語の羅列で納得するような母じゃありません。
よりわかりやすい言葉を使う事を意識しました。


逆にいうと母親も納得させる事ができず良くする事ができなかったら、
開業はあきらめようと思ってました。
母親も良くできないカウンセラーに説得力があるんだろうか?とも思ったからです。
一番近い存在に納得してもらえば、私自身の自信になるのではと。


母の体の面と心の面を少しづつ話しながらほぐしていきました。

病気になる人は共通の「思考癖」があります。

親子なので感情的になりそうな事もあるんですが、
私はできるだけ母親と思わず、
リウマチという傷を負った女性と思って接しました。

娘である私の考えを押し付けて言う事聞くような母じゃありません。
自分の嫌な事は絶対にやらないです。


いろんな事で大変だった部分もありますが、
1年かからず母自ら減薬していくチャレンジをしていきました。
私が薬をやめなさい!と言ったのではありません。
本人が少しづつ必要ないなって思って減らしつつ、
主治医の先生とも相談しつつ血液検査もしっかり受けての判断です。


あれから数年。母は毎日元気に1万歩近く歩き、
栄養もしっかり摂って、何の薬も飲まず元気で暮らしています。


リウマチが時々顔を出したら基本の養生を繰り返し行ってるそうです。
もちろん、今も定期的に病院には通っています。


母が大きく変わったのが思考の面です。

あと母の母(祖母)との関わりも大きかったです。
母も深い深いグリーフを抱えていました。

完全にゼロにはなってませんが、それでも癒す作業ができていると思います。

何より、母自身が良くなりたいと心から願っていた事
私が一方的に押し付けたのでは意味がないという事。
それがすごく大きな経験となりました。


母が良くなったので今年の4月に開業届を出しました。
それがすべての始まりだったかもしれません。

最近、5人ぐらいの人に
「かのさんすごく勉強されてますね」って連続して言われました。
1円でもお金を頂けばプロだと思うので、勉強しない方が怖いですし、

知識のアップデートは必要ですからね(^^)
何より強敵だった母が一番最初のクライアントだったからかもしれません。笑


誰にでも癒える力はあります。


辛い気持ちを一人で抱えず、お話してみませんか?(^^)

 

 

 

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