グリーフケア神戸 風の音

グリーフケア(悲嘆ケア)に関するブログです(^^)

お母さんよ、幸せになれ。

グリーフケアでも多い、お子さんの病気の問題。
大事な子供が病気や体調不良で苦しんでる・・・辛い・・などのお話です。
ゆっくりお話しを聞かせて頂くと、お母さんがモラハラに耐えているとか、
お母さんのお母さん(祖母)から強く抑圧されているとかすごく多いです。


分子栄養学の小池雅美先生の記事がすごくタイムリーでしたので引用します。

 

(引用)


頭痛、立ち眩み、倦怠感がひどく学校に行かれない一人暮らしの女子大生。血液データは、低血糖中性脂肪が低値、鉄欠乏傾向、甲状腺機能がやや低値、低たんぱく傾向という副腎疲労の症状です。お母さんは、おかずを作って持っていたり、こまめに連絡をとるなどとてもいいお母さんです。この2人は仲良し親子で、お母さんは娘大好き、お嬢さんは、お母さんはとても優しいと言っています。


ところが、このお母さん、同じ外来に数年前から通っていて、食事指導、生活指導、内服処方を受けているにも関わらず、お嬢さんと一緒に外来に来ると「じゃあ病院が終わったら一緒にパンケーキを食べて帰ろうね」と平気で言います。それはなぜかというと、子どもに甘い物を食べさせる、いいお母さんになりたいからです。


この場合、お母さんに何か問題があるはずなので、家庭について聞いてみると、モラハラのご主人と口うるさい姑がいました。あれこれ言われたくないから黙って「はいはい」と我慢して言うことを聞いていると言います。つまり、この家族の中で頑張っている私はすごいと思っています。


お母さんのそばにいるのがモラハラのお父さん、この2人の関係をお嬢さんはずっと見ています。お母さんは首から上の自律神経が動かず表情が動きませんから、子どもは危険な状態だと認識します。つまり、大人になること、妻になること、嫁であること、結婚することが危険だと認識します。好きな人と結婚して優しい家庭を作りたいと頭ではわかっていますが、本能であるお腹の副交感神経がこう反応をするように体ができあがってしまっているわけです。


お母さんは、娘の面倒を見なきゃと思って嬉しそうですし、自分は優しいお母さんだと思っています。お母さんがニコニコするためには、お嬢さんは守られなければいけない状態でずっといなければなりません。つまり、自分が病気であるとお母さんは安全であると判断します。娘の世話が私の生きがいで、娘が病気だと自分の自己肯定感が上がります。そしてお嬢さんは、自分が病気だとお母さんが喜んでくれると思っています。この状態を共依存といいます。

 

共依存関係にある親子の場合、治ると困ってしまいますので、病院に行っても絶対に治りません。治りかけると必ず健康状態を崩すようなことを起こします。成長するための独り立ち、好きなことをしたい、恋をしたい、この反応をもう1つのお腹の意見、病気ならお母さんが喜ぶ、1人暮らしはお母さんが悲しむ、結婚は辛いという思いが止めているわけです。この思いがずっとあると体は緊張状態、ストレスホルモンが出ます。その結果、副腎疲労を起こします。

(中略)

お母さんは、娘が病気だとニコニコしながらも、「早く良くなってね」という異なるものを同時に子どもに言うわけですから、子どもは「どっちの言うことを聞いたらいいの?」いつも悩みます。元気になってもいけない、けれど病気になってもいけない…、
これが二重拘束です。これがずっと続くと心が張り裂けてしまいます。

 

(全文はこちらからお読みください)

 

自分をもっとすきになる 

https://orthomolecularmedicine.tokyo/koike/selflove/


小池先生の大きな愛を感じる文章でした(^^) 素晴らしいです。


いかがでしたか?似たようなお話よく聞きませんか?

お子さんが治ってしまったら困るっていう状態を作り出している可能性。
グリーフケアでも、お子さんを心配してお子さんの相談だったのが、

お母さんのお話をよく聞く事も多いです。

私がいつも言うのは、一つ。

「お子さんの事を想うなら、まずご自身が元気になって下さい。」


心も身体も、元気なお母さんでいる事、それだけで子供は安心できます。
お子さん大事ですよね?大切ですよね。ならは、まずは自分からです。

その事に気が付いたお母さんはいろんな取り組みをされて、
どんどん元気になっていきます。と同時に、

不思議と子供の不調も軽くなっていきます。

 

両親の場合も同じです。
遠くに住んでいる場合、両親が病気して子供がかけつける光景がありますよね。
普段は忙しくて子供に会いたくても気を使って連絡できなくても、
病気になったら子供が来てくれるっていうパターンが固定されるとどうでしょう?

以前、私の実母の話を書きました。


母の治る力、母が治りたいと思う力の邪魔はしないように心がけました。
あれこれ手取り足取り世話をやく事はしませんでした。
母の治る力、母の能力を奪ってはいけない・・自分に言い聞かせました。


結果、自分で考え、減薬、断薬という流れになりました。
私は、母の治る力をただただ信じていました。

 

母の事が大事なので、私はまずは自分!を徹底しました。
相手の事を想うならまずは自分です。


家の中で、お母さんは太陽です。
太陽が元気いっぱいでいると、子供はすくすく育ちますよね。
太陽が影を落としていたらどうでしょう?

 

お母さん、もっと楽に、心も身体も緩めて自分を好きになって下さいね(^^)

 

おひとりで悩まず、お話をお聞かせ下さい。

 

 

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