グリーフケア神戸 風の音

グリーフケア(悲嘆ケア)に関するブログです(^^)

いろいろな痛み

痛みにもいろいろな種類があります。

ここで言う痛みの種類とは、

鈍痛とかさしこみ痛とかの痛みの種類ではありません。笑

 

深いグリーフ状態の場合、いくつかの痛みがあると思います。
例えば、病気によって生じる痛み。

 

1、関節が痛くて辛いんです。→身体的苦痛

2、病気で仕事を休んだり家族にも迷惑をかけてしまって→社会的苦痛

3、この先どうなるのか?ずっとこのままかもしれない、怖いです→精神的苦痛

4、こんな身体になってしまって・・・

一体何のために生きてるのだろう→スピリチュアルペイン


関節が痛いなどの身体的苦痛がある場合、

痛み止めや身体をケアする方法が思いつきますよね。
栄養を入れようと考えたり、身体を少し動かしてみようと思ったり。

仕事を休んでしまって迷惑がかかってるかもしれない、というのはどうでしょうか。
それはその人と周りの人の関係性によるものが大きく、
そこを紐解くと苦痛が緩和される場合があると思います。

精神的苦痛も少しづつ話を聞く事で緩和される事が多いです。

 

さて、スピリチュアルペインはどうでしょうか?

ここが一番難しい点です。

何のために生きてるのだろう?という問いに対して、
私のようにケアする人が即答できる問題ではありませんね。


例えば、フルマラソン完走したい、でも練習が苦しい、という人に、
何かしてあげなければ!って思うでしょうか?
頑張れ頑張れ!と応援する気持ちにはなると思います。


スピリチュアルペインも似たようなところがあると考えています。


意味がわからず苦しい、何のために生きてるんだろう・・・
と苦しむ人の伴走者でありたいと考えています。

その人がその答えを見つけ出すまで。


身体を壊すと栄養療法のように栄養素に詳しくなったり、
代謝を考え、今はこの栄養素を入れよう!などと考察しますよね。

同じように心のケアの部分もとても大事だと思ってます。

身体は栄養素で良くなったとしても、
病気になった理由、なぜ痛みがあるのか?その原因は?を根本的に考える事で
病気の再発も防げると思うからです。
それぐらい、心のケアが重要だと考えています。

逆にそこを置き去りすると問題が生じる事が多いと思ってます。


私自身、身体のケアと同じぐらい、心にも向き合ってきました。
正直、楽な作業ではないです(^^;
向き合いたくない現実を直視しないといけませんからね。
でも、ここを避けていては根本的な解決にならないと自問自答しました。
それは今でも続いています。

数か月で解決するものじゃなく、とても時間がかかります。
生き方の「癖」のようなものがあり、癖治し=病気治しだと思ってます。

言いたい事を我慢してたり、その飲みこんだ感情が痛みや病という形で

身体が表現する事があるからです。

曖昧にしたりモヤモヤしていても、そんなもんか、

と無理やり納得させてませんか?

みんなそうだから、そんなもんだ、と考え、不幸慣れしてませんか?

嫌なものは嫌!とはっきり言っていいんですよ(^^)


心ー身体ー魂 三身一体です。

心(マインド)-身体(ボディ)-魂(スピリット)

この3つが、どれも偏る事なく大事だと思っています。


話す事は、放す事。手放す事です。

そして、ただ慰めるようなケアではなく、
その人の中にある「癒える力」が発揮できるようなケアを目指しています。

誰の中にでも癒える力があると強く信じているからです。


苦しい思いを一人で抱えず、お話してみませんか?

お気軽にお問合せ下さい^^

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